※この文章は、該当する方々に向けて書いています。
無関係な方々はスルーでお願いします。
出産予定日の1ヶ月前より万全の体制を取るため入院することになりました。
胎児の体重は、相変わらず成長曲線の下限ギリギリを推移していました。
本当に拝むような気持ちで胎児の頑張りを願いました。
私も仕事が終わると毎晩病室に顔を出し、妻から一日の出来事を聞くのを日課としました。
臨月に入っても、妻の体調は良い状態をキープしていました。
若干の便秘や、お腹の張りはあるものの
それも至って普通の妊婦のようでした。
この頃になると、胎児がお腹の中でうごめいてるのが、私にもハッキリとわかるくらい動き回っていました。
そして予定日の11日前の夜
病院から帰ると、破水したと連絡が入りました。
とはいえ、そこからすぐに産まれる訳でもないらしい。
気にしながらも枕元に携帯を置いて眠りました。
朝起きても、妻からいつも通りの感じでLINEが着ていたので
そのまま仕事に出掛けました。
昼過ぎに、陣痛が来ないので、陣痛促進剤を使うことになったと。
「でも、まだまだみたいだよ~」
なんて呑気にLINEが着ていました。
が、14時過ぎに突然
「きたみたい!」
と謎の言葉を残して連絡が途絶えました、、。
何がきたのか良くわからないまま仕事をしていたが
職場のみんなも
「早めに帰って病院に行ってみたら?」
と、言ってくれるので仕事を切り上げ病院に向かいました。
妻から返事が無いまま病室に着くと
すでに姿がない!
ナースセンターに声を掛けると
陣痛室に移動していると教えてくれ、そこまで案内して貰いました。
陣痛室で見た妻は、すでに正気を失くして
絶叫していましたww
陣痛ってこんなに凄まじいんだなぁ、、。
雰囲気に全くついて行けてない自分、、。
看護師さんに、背中等のさすり方を教わり
「ご主人も一緒に頑張りましょう」
気持ちがついて行けてないが、妻の背中をさすった、、。
しばらくすると、T先生の声が廊下から聞こえてきました。
開口一番
「ええ!いくらなんでも早すぎないーーーー!?」
どうやら、促進剤を使っても普通はそこから時間が掛かるものらしい。
時計を見ると、促進剤を使ってから3時間しか経っていない。
「よし!分娩室に移動しよう」
T先生が、子宮口を診察した後に決断された
そして
分娩室に入って2時間も経たないうちに
2487gの女児が産まれてきた。
T先生が、生まれた女児を見て
「んん!?何か大きい!!!」
って、予想より大きかったようですw
不思議と涙が出ませんでした。
ただただ感動するだけでした。
妻よ、ありがとう。
実母に出産を報告すると
「ありがとう、言いなさいよ」
そうメールが返ってきました。
私は、立会いをしたので、すぐそばで一部始終を見ていましたが
出産はただただ感動的であり
女性はただただ偉大で素晴らしい。
T先生は
「これが、異常のあった胎盤ですよ」
と、通常の2倍に肥大した妻の胎盤を見せてくれました。
印象は「レバ刺しの大きな奴」
みたいな外観でしたw
その胎盤は、すぐに病理検査にまわされました。
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