豊かな生活への第一歩は支出を減らす
私は、数年前まで自分が何にどれだけお金を使っているかを全く気にしていませんでした。
最悪なことに通帳記入すらほとんどしていませんでした。
平日に休みもなく、銀行に行く時間もなく、自分の銀行口座の状態なんて気にもしていませんでした。
ですから、お金がいくら入ってきて、いくら出ていくのか?当然知りませんでした。
こんな管理の仕方では、誰が見てもお金を貯めるなんて不可能ですよね。
この頃は月々がマイナスになってました、、。
今回は、お金を貯める力を身に着ける重要性について解説したいと思います。
なぜ40代で貯める力が必要なのか?
副業しないと絶対損!?40代から稼ぐ力を磨けでも書きましたが
会社員はお金持ちになれず、唯一お金持ちになれるのは
- 経営者(起業家)
- 投資家
だけだと解説しました。
お金持ちになれる人となれない人の違いは、税制の違いで大きな差がついているんですが
- 会社員は、 所得−所得税
- 経営者は、 (売上−経費)−法人税
会社員は、所得税を引かれた後に、さらに生活する為に消費をしていく訳ですが
経営者は、会社員の消費に当たる費用を経費として計上することができる為
税金として引かれる額が優遇されているというお話でした。
まずは、私たち会社員はたくさんの税金を取られてますよ!って自覚する必要があります。
もちろん、税金を払うのは国民の義務ですから、払うものはきちんと払うのは当たり前です。
こういった、税制の仕組みを理解することはお金を増やす第一歩だと思います。
じゃあ、いつまでもお金が増えないじゃない!そう思われると思いますが
でも私たち会社員が本当にやらなければいけないことは
支出(消費)を減らすことが最優先なんです。
支出を減らす最初にできる3つのこと
私がオススメする、支出を即効的に減らす3つの事をご紹介します。
- 毎月出ていく固定費を減らす
- 無駄な消費をしない
- 消費する前に資産を増やそう
一見簡単そうですが、理解して実践するには意外と労力を使いました。
ただし、すぐに取り掛かることが出来るものばかりですので実践してみて下さい。
1.毎月出ていく固定費を減らす。
私の場合ですが
- 保険(自動車保険、火災保険、地震保険、生命保険、学資保険、個人年金、医療保険)
- 住宅ローン
- 通信費
- 生活費(日用品、食料品、光熱費、)
上記が、毎月定期的に支払っているリストになります。
生活費については、生きていく為に最低限必要な支出として、一旦除外しておきます。
保険(自動車保険、火災保険、地震保険、生命保険、学資保険、個人年金、医療保険)
まずは、保険多過ぎですよねw
今見返しても引くくらい保険にお金を支払っていました。
まず最初に取り組んだのは、保険を解約するものと継続するものを仕分けすることでした。
- 解約した物 ー 生命保険、学資保険、個人年金
- 継続した物 ー 自動車保険、火災保険、地震保険、医療保険
解約すると決めた理由を解説していきます。
・生命保険(11,026円/月)
死亡保証2,000万円がメインなんですが、実は似たような保証が他にあるんです。
- 医療保険 ー 300万円の死亡保証
- 住宅ローン ー 団体信用生命保険(死んだら返済不要)
私の考え方は、明日死んだらどうしよう?って不安のためにお金を支払うのを辞め
そのお金を貯蓄に回そうと考えました。
今回継続した「医療保険」も同じ考え方で近いうちに解約しようと思います。
その代わりに、ネット保険などの格安の掛け捨て死亡保証に加入しようと思います。
・学資保険(16,893円/名×2人=33,786円/月)
子供2人の為に加入しましたが、これも学資用として貯蓄をすることにしました。
・個人年金(10,000円/月)
これは独身の頃より何となく加入していたのですが、これこそ貯蓄で良いですよね。
以上により、
54,812円/月の減額になりました。
住宅ローン
以前は、地方銀行で「フラット35」というのを利用していました。
固定金利で11年目から返済金が上がるタイプのものです。
これを、メガバンクで借り換えをしました。
借りた当時の金利は3%を超えていましたが、借り換え後は、1.6%まで下がりました。
これにより、
16,500円/月の減額になりました。
通信費
現在、auで契約していますが、格安SIMへ乗り換えを検討しています。
おそらく減額できると思っています。
ということで、月の減額がトータルで現在
マイナス 71,312円になりました!
仮に、給与で月7万円増やそうと思ったらどうでしょうか?
現実的では無いですよね?
私は、このお金を貯蓄・副業の軍資金・資産運用で有効に活用することが出来ました。
2.無駄な消費をしない
以前の私は、買いたい物を買いたい時に買っていました。
40代になれば、所得も増えて多少の貯蓄もあるはずですから
ちょっとくらいの贅沢は良いだろう。私は安易にそう考えていました。
- 高級腕時計
- 高級外車
普通の会社員のくせして、見栄のためだけに無理して買っていました。
確かに高価なものは良いものもたくさんありますし、それを否定することはありませんが
身の丈にあった物を買うっていうのも大事なことだと思います。
私は、以前買ったものは未だに大事に使っていますが
以前のように高級品を欲しいと思う気持ちはなくなりました。
それは、人生を豊かにするために必要なのは、高級品ではなく
- 自分を高める知性
- 生活を豊かにする知恵
の方がはるかに価値ある物だと気づいたからです。
内面が充実していれば、見た目を着飾る必要はなくなります。
3.消費する前に資産を増やそう
無駄な消費は極力しないと決心しても、どうしても欲しい物や自分へのご褒美を完全にやめるのは、なかなか難しいですよね。
そんな時に少し考えて欲しいのが、どうしても買いたいものがあるとすると
例えば、新しいパソコンを買い換えたいと思ったとしましょう。
今のパソコンはまだ使えますが、最新モデルが出て超格好良いデザインでどうしても買いたい。
値段は10万円だったとします。
自分の貯金は100万円あるとすると、新しいパソコンを買うと90万円に資産が減ります。
では、資産が減らないようしたいと考えるなら
副業や株式投資などで10万円稼いで、貯金が110万円にしてから買えば
あなたの貯金は100万円のままになります。
消費する全てのことに対して、1度立ち止まって考えてみると良いでしょう。
40代から資産について考え実践できること
私たち40代の平均的な年収は600万円程度と言われています。
前半〜後半まで多少の開きはありますが、おおよそこんな感じです。
世間では、アベノミクス効果は会社員の収入にはあまり影響ないように言われています。
ここ10年、事実会社員の所得は横這い傾向であり
大幅な収入アップは期待できませんから、個人でいかに支出対策をしていくことが
いかに重要かはお分かりになったと思います。
そして、このコロナ禍で更に景気の減速が加速することでしょう。
改めて、私たち40代の会社員が考えなければならないことは
この先の収入のことです。
私たち40代は、会社員としての収入があるのはあと10〜20年です。
これが20代、30代であれば転職や起業のチャンスもあるでしょう。
40代のこの所得を維持できるような転職や事業が出来れば良いのですが
残された時間を考えるとかなり高いリスクを取ることになると思います。
私の会社も、このコロナ禍で何とか持ち堪えてくれるのを心から願っています。
今回のテーマである貯める力をどんなに磨いても、安定した収入が無くては意味を成しません。
当然、倒産のリスクだけではなく、減収も充分考えらます。
今後は40代という年齢の置かれる環境を良く理解した上で
まさかに備えれるよう資産運用をいかにしていくかを真剣に考える時期だと思います。
今回は、少し不安を煽るような表現もあったかと思いますが
共に40代という年齢を充実させるためにも、コロナに負けず
副業や資産運用を前向きに考えてみてはいかがでしょう。
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