株式投資の初心者が本当に読んで欲しい書籍その① 〜米国株編〜

株式投資

【世界一やさしい米国株の教科書1年生】

著者はちどう氏:米国株投資をしてみたいけど、何からやって良いのか解らない初心者が、米国株のメリットを理解し投資方針の策定から実行まで出来る様になれる一冊。

株式投資を始めたい人が最低限「学ぶ」ことの必要性とは?

株式投資を始めたいけど、知識ゼロの初心者が独学で投資を始められるのか?

本題に入る前に、少しだけ私の体験談を聞いてください。

私が株式投資に興味を持ちはじめたのは「40代」になってからで、それまで全く興味がありませんでした。

空いた時間はYouTube動画など、目的もなくダラダラ視聴する毎日でした。

ある日、YouTubeで「オリエンタルラジオ」中田敦彦さんのビジネス動画を観ました。

内容は、「金融リテラシーが無い者は、一生お金持ちにはなれない」というお話でした。

言い換えると、

お金に関する「正しい知識」が無ければ、「惨めな人生」を送ることになる。

生まれて40年以上、お金に関する知識も無く、銀行口座の通帳記入すら出来なかった私が

突然、株式投資に目覚めたのですから、

ホント、頭を鉄パイプでブン殴られたような衝撃を受けました!!※言い過ぎではありませんw

お金に関する知識の必要性を説く、この動画の内容を抜粋すると

①お金は「貯蓄」ではなく、資産の増やし方を学び自分で「運用」するべき(金利)

②株式投資を始めるなら、証券会社等、金融機関の窓口に行くな(手数料・粗悪商品)

③金持ちになる為には「経営者・投資家」側になるしかない(税制の仕組み)

私がなぜ衝撃を受けたのか? ここでは簡単な解説に留めますが

①お金は「貯蓄」ではなく、資産の増やし方を学び自分で「運用」するべき(金利)

今の時代、銀行に預金していても利息(大手銀業:0.001%/年)はほぼ無いに等しいので、お金自体を働かせて資産を増やす方が将来的に正解であることが多い。

銀行預金だと、元本は保証され安全に資産を「守れる」点では正しいですが、資産を「増やす」点では優秀とは言えません。

資産を「増やす」事を目的にするならば、預金として眠らせずもっと、金利の良い株式等を購入した方が良いという考え方です。

「貯蓄」すらしてなかった大馬鹿ものwですから、預金利息がいくらなのかすら知りませんでしたw

②株式投資を始めるなら、証券会社等、金融機関の窓口に行くな(手数料・粗悪商品)

世の中では「ネット証券」の口座開設数が急伸長してるんですが、

その背景は、証券会社等の窓口で株式を購入するより、「ネット証券」の方が「手数料」断然安いからなんです

また、初心者で知識が無いのをいいことに、ぼったくり商品を勧められるリスクがあるのです。

「無知」であること自体が「大きなリスク」であることを知っておいてください。

ちなみに私、大手証券会社の口座から、大手ネット証券会社へ口座を移しましたw

③金持ちになる為には「経営者・投資家」側になるしかない(税制の仕組み)

私は、現役の会社員ですが、地方都市ではありますが東証一部上場企業で働かせて頂いております。

全く無知な私は、同じ会社員の同級生達より年収が多い事で優越感を感じて喜んでおりました。

こういう言い回しをするってことは、私は大きな勘違いがあった訳ですねw

会社員の私と、「経営者・投資家」は、根本的に違うことに気付いたんです。

大きな違いは2つを、ここでは簡単に説明しておきます。

(1)経営者がお金持ちになれる理由

「税制の仕組み」が違います。以下に違いを式にして列記しましたが

  •  「会社員」・・・【所得(給与)ー 所得税】    = 収入 ー 支出(消費)
  •  「経営者」・・・【売上ー支出(経費)】ー 法人税 = 利益

会社員は所得に対して課税され、税金を引かれたものが収入になり、そこから更に消費します。

経営者は売上から経費を引いたものに対して課税され、税金を引かれたものが利益になります。

この違いが大きく、理解した瞬間「うちの社長」が金の亡者に見えてきましたw

(2)投資家がお金持ちになれる理由

同じく違いを列記しますが

  • 「会社員」・・・ 収入 ー 支出(消費)
  • 「投資家」・・・ 収入 ー 支出(投資)

会社員は、ひたすら収入から消費することになりますが

投資家は、投資の知識を使って収入から「資産」になるものを購入するんです。

(※ここで言う「資産」とは、「株式・債権・不動産投資」など、不労収入を生み出すものです)

消費してしまえばそれで終わりですが、投資した「資産」はお金を生み出してくれます。

同じ「支出」でも全く違う結果になるということです。

投資経験ゼロの人が最初に読んで欲しい書籍【その①】

株式投資に興味を持ち始めた私は、YouTube動画をきっかけに「お金に関する知識」の勉強を始めました。

最初は、YouTubeのビジネス系動画をひたすら視聴しまくりました。

YouTubeの無料動画であっても、非常に有益な情報をアップされているYouTuberがたくさん居ます。

正直、YouTubeのビジネス動画を視聴するだけで、かなりの知識を学ぶが可能です

しかし、YouTube動画の数十分の再生時間では、全ての内容が盛り込めるはずはありません。

部分的な解説を、繋ぎ合わせながら自力で理解することはかなり困難でした。

そこで足らない部分は、書籍を購入して読んでみることにしました。

知識ゼロだった私は、最初5冊程度を購入しましたが、YouTube動画で紹介されていたオススメ書籍でした。

どれも初心者向けの書籍でしたが、私が読んでみて一番ちょうど良かった書籍を紹介します。

知識ゼロの初心者が読むので、難しい株の話は多少の抵抗感もあるので、専門的な内容ばかりでは頭にインプットしずらいです。

専門的過ぎず、でも最低限のインプットが可能。そんな力加減の書籍をご紹介します。

書評【世界一やさしい米国株の教科書1年生】著者はちどう氏

最初に断っておきますが、タイトルから「米国株」のお話じゃん!ってなると思いますが

米国株の内容だけでは無く、初心者に必要な株式投資の基礎知識がわかり易く解説してあります。

初心者が基礎知識をカンタンに理解でき、ほど良く広い知識が網羅された良書。

投資初心者の私が、自分で米国株に投資できる様になった大変参考になる書籍です。

この本を読み終えた時、自力で株式投資を始められるスキルが身に付くはず。

著者:はちどう氏プロフィール

1980年生まれ、兼業投資家。2014年にワンルームマンションを売却し、米国株投資へ移行。2015年からブログ「アメリカ株でアーリーリタイアを目指す」を執筆開始。

【概要】世界一やさしい米国株の教科書1年生

さて、前置きが長くなりましたが、オススメ書籍「世界一やさしい米国株の教科書1年生」の

是非、読んで学んで欲しい大事なエッセンスを厳選してご紹介します。

私のオススメ書籍「ここが大事だよ!」ポイント3つ

1.株や投資についてのイロハが広く学べる

最初に言っちゃいますが、この本をオススメしたくなった1番の理由は

初心者にも「読み易く」そして「解り易い」こと。これ1点につきます!

株について無知だった私は、「株式投資」ってギャンブルみたいに「お金が一瞬で消えてしまう」

  • 魑魅魍魎の住む恐ろしい世界
  • パソコンモニターに囲まれ一日中画面にかじりつく

そんな殺伐としたイメージを勝手に描いていましたw(デイトレーダーさん達ごめんなさい)

でも、なぜ株のど素人がそんなネガティブな印象を抱くのかと言うと

株式に関わる「専門用語」が普通の人には非常に解り辛い

グロース株」とか「バリュー銘柄」とか「ポートフォリオ」とか「ETF」とか

自分の人生で聞いたことのない用語が羅列されただけで「もう嫌だぁぁぁぁぁ!!」ってなりましたよw

大丈夫、安心してください。この本の第1章は「そもそも株って何?」ってとこから解説が始まります。

ど素人が、普通に疑問に思うような「初歩的」な内容になっています。

  • Q1「株を持ってる会社が倒産したらどうなるの?」
  • Q2「株価ってどうやって決まるのか?」
  • Q3「株式公開って何?」
  • Q4「株価が上下に変動するのはなぜ?」

知ってる人は「こんなことも知らないの?」ってレベルの内容ですが

初心者が誰でも感じる「初歩的な疑問」を丁寧に解説してくれます

何事も「基礎が大事」と良く言われますが、最初の最初でつまずく人がとても多いと思うんです。

ほんの僅かな段差につまずいて最初の1歩すら踏み出せない人には絶対にオススメします。

最低限の用語や基礎知識をこの本で学び、前へ進んで欲しいと思います。

2.ど素人が最初の1歩目を踏み出せるカンタン実践講座

筆者は、この本のテーマを

1.はじめて米国株投資をする人が、米国株のメリットを理解する

2.投資方針の策定から実行までをひとりでできるようになる

用語や基礎知識を習得した後に、実際に米国株式を購入するまでの具体的な指南まで書かれています。

  • Q1.米国株を売買出来る証券会社は?
  • Q2.証券会社の口座の開設方法は?
  • Q3.買いたい銘柄の注文方法は?
  • Q 4.確定申告必要な書類は?

こんな疑問にも、図解を交えて解り易く指南してくれます。

私も米国株投資を始める際に、知識は情報としてたくさん載せている書籍はありますが

具体的に、証券口座を開設するところから、確定申告のやり方まで細部まで親切に解説してあります。

例えるなら、

初めての「海水浴」に、海への行き方〜泳ぎ方に至るまで、初期に必要な内容を教えてくれます

初心者の気持ちに立って、ちゃんと親切に解説してあるのがとても読み易いと思います。

3.欲しい銘柄の探し方を指南してくれる

私が最後まで悩んだのは「どの商品(株式)」を購入すれば良いのか?

株式投資は、各々の置かれる環境が全て違うので、これが最適です!なんて言えません。

また「投資は自己責任」と言われますが、オススメ商品はあくまでも参考と考えるのが前提になります。

その中で、敢えてオススメ商品を紹介してくれています。もちろん、それを買いなさいと言う訳では無く

著者の株式投資の考え方より導いた、商品(株式)を参考に紹介されています。

あくまでも、株式投資の捉え方・考え方を踏まえた選定方法に合った商品を選ぶことが大切です。

逆に、考え方をきちんと学んでないのに、人のオススメ商品ばかりを購入していたら

いつまで経っても、自分で最適な商品(株式)を見極めることはできないと思います。

最後に、米国株式の銘柄情報が掲載されたサイトを紹介してくれています。

英語サイト以外にも、日本語で閲覧できるサイトも紹介されていますので、私もかなり参考になりました。

本当に細部にわたり、初心者の気持ちに寄り添った良書だと太鼓判を押します!

まとめ

この本を読み終えたら

1.初心者が、株のメリットを理解し易く、投資方針の策定から実行まで出来る様になれる

2.初心者が基礎知識をカンタンに理解でき、ほど良く広い知識が網羅された良書

3.ど素人が最初の1歩目を踏み出せるカンタン実践講座

4.欲しい銘柄の探し方を指南してくれる

是非、この本を読んで、株式投資でみなさんの資産形成に役立つことが出来ると幸いです。

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